依頼者 山本様(仮名) 40代女性 神奈川県大和市市在住
職業 会社員 息子さんとお二人暮らし
<依頼内容>
任意整理3社、合計130万円
A社(デパート系クレジットカード会社) 約30万円
B社(大手クレジットカード会社) 約50万円
C社(銀行系カードローン) 約50万円
その他に、生命保険の契約者貸付がありましたが、保険は解約したくないとのことでそのままにすることとなりました。
<これまでの経緯>
A社(デパート系クレジットカード会社)について
7年前、デパートでパートの販売員の仕事をしていた時に、
そのデパートのクレジットカードを作り、時々洋服や雑貨などを購入したそうです。
また、生活費が不足したときは、キャッシングをするようになったそうです。
B社(大手クレジットカード会社)について
A社と同じ頃に、年会費が無料ということに惹かれて、クレジットカードを作ったそうです。
日用品の購入や生活費の借り入れに使用したそうです。
C社(銀行系カードローン)について
3年前、生活費の不足を補うために、実家近くの銀行で申し込んだそうです。
その頃、母や姉から生活費を援助してほしいと頼まれましたので、毎月5万円から10万円程度渡していたそうです。
なお、母や姉から返済してもらえる見込みはないとのことでした。
<当事務所にご相談、ご依頼いただいたきっかけ>
知人に相談したところ、知り合いの税理士を紹介され、その税理士に相談したところ、当事務所を紹介されたとのことでした。
<依頼の経過>
平成26年5月 当事務所にご相談で来所、受任
山本様(仮名)は、母子家庭であり、正社員でも手取り額はあまり多くありませんでしたので、自己破産も検討しました。
ですが、山本様が保険を解約したくないこと、
親戚に裁判所勤務の人がいるため仮に見つからなくても自己破産はしたくないこと、
副業でアルバイトもしているので毎月4万円内であれば確実に返済可能とのことで任意整理をすることとなりました。
同日受任通知を各会社に送付しました。
平成26年6月 債権調査が完了
すべて利息制限法内の金利でしたので、3社合計約130万円で変更ありませんでした。
7月末から毎月4万円以内になるよう支払交渉をすることを再確認いたしました。
平成26年6月~7月
将来利息なしで分割払いすることでA、B、C社と和解成立しました。
毎月の返済額は4万円以内に収まりました。
山本様(仮名)に、和解書や支払予定表等を送付して手続きが完了となりました。
<ご依頼を振り返って>
山本様(仮名)のご希望の毎月4万円以内の支払いになりました。
任意整理の場合、和解成立で当事務所との委任契約が終了するわけではなく、引き続き契約は継続しています。
支払いが遅れた等何かあれば、山本様ではなく当事務所に連絡が入るようになっていますので、引き続き完済までお付き合いさせていただくこととなります。
これまでご依頼いただいたほとんどの方は予定通り無事完済されていますので、
山本様も無事返済していただけると考えています。
(中には事情が変更して自己破産に方針変更された方が少しいらっしゃいます)
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